2008年08月11日
タモリの手には白紙…あふれる感謝そのままに
赤塚富士夫さんの葬儀にて、
長く、深く親交のあったタモリさんが、
弔辞を読まれました。
二人の出会いの経緯や、知人友人という枠を超えた、
絶大な信頼関係で繋がっていたお二人。
そんな二人の関係を知らない人にも分かりやすく、
そして何よりも赤塚さんに対して、
懐かしむように語り掛けていましたね。
特にタモリさんの最後の一言。
「私もあなたの数多くの作品の1つです」
この一言で、タモリさんの中での
赤塚不二夫さんの存在の大きさがはっきりと分かります。
さて、今回読み上げたタモリさんの弔辞ですが、
しきりに目配せしていた弔辞の紙には、
どうやら、何も書かれていなかったそうです。
頭の中で文節を組み立てる能力の高さに脱帽すると共に、
本当に心から浮かんだ言葉を
赤塚さんに伝えたい思いの形が"白紙"なんでしょうね。
ほぼ毎日テレビでタモリさんを拝見しますが、
彼が最後の言葉を赤塚さんに伝える時、
涙で少しだけ濁った声は、初めて聞いた気がします。
人間として、今までよりも好きになってしまいました。
タモリさんは、手にしていた紙を何度も見ながら
弔辞を読んでいましたが、紙は白紙で、
すべてアドリブだった可能性があるとの事。
タモリの手には白紙…あふれる感謝そのままに
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080808-00000046-spn-ent
Posted by RAGUK at 16:03│Comments(0)